海の植物プランクトン、半年先の増減予測へ

植物プランクトン

海の植物プランクトン、半年先の増減予測へ

2026.10.03 ・ リーフラ編集部

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植物プランクトンの増減を半年先まで予測する研究

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究チームは、気候予測システムと海洋低次生態系モデルを組み合わせ、植物プランクトン量の目安となる表層クロロフィル濃度を予測する実験を行いました。人工衛星による観測データと比較した結果、熱帯太平洋西部では約半年先の表層クロロフィル濃度を高い精度で予測できることが確認されました。2026年7月1日時点の予測では、同年11月から2027年1月までの平均的な濃度について、平年より低くなる海域と高くなる海域が示されています。[1]

植物プランクトンは光合成を行いながら海中を漂う小さな生物で、動物プランクトンの餌となり、その先の魚へとつながる食物連鎖を支えています。海水温などの変化によって栄養分の分布が変わると、植物プランクトンの成長にも影響します。今回の研究では、こうした変化を含めた予測が一定程度可能であることが示されました。

海の生態系や漁業を考える手がかりに

植物プランクトンの増減は、魚の分布や漁獲量にも影響する可能性があります。JAMSTECは今後、カツオなどの生息域を推定するモデルとの連携を進め、漁業管理や食料供給計画への活用を目指しています。海の植物ともいえる植物プランクトンが、生態系の中でどのような役割を担っているのか知りたい方にとっても、海と生物のつながりを考える材料になりそうです。

References

  1. 海の食物連鎖を支える植物プランクトン、半年先の増減を高精度で予測(Science Portal) - Yahoo!ニュース. Yahoo!ニュース(参照 2026-09-29)

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