猛暑に強いコメ品種が拡大、消費者の選択も普及のカギに

冬

猛暑に強いコメ品種が拡大、消費者の選択も普及のカギに

2026.09.12 ・ リーフラ編集部

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猛暑に対応するコメ品種、作付け拡大には消費者の選択も課題に

高温が続くなか、コメをはじめとする農産物への影響が広がっています。農林水産省が2026年8月に公表した調査では、2025年夏の平均気温偏差が基準値を2.36℃上回り、統計開始以降で最も高くなりました。コメでは、高温などの影響で玄米が白く濁る「白未熟粒」が全国的に発生。果樹でも、ぶどうの着色不良や日焼け、うんしゅうみかんの着色遅延などが報告されています。[1]

こうした環境の変化に対応するため、「にじのきらめき」「富富富」「新之助」「てんたかく」「ゆきん子舞」「にこまる」など、高温への耐性を持つコメの作付けが進められています。一方、2025年産の主食用米に占める高温耐性品種の作付割合は18.2%で、前年の16.4%から1.8ポイントの増加にとどまりました。専門家は、生産技術や品種の開発だけでなく、消費者が新しい品種の価値を知り、実際に選ぶことも普及を左右すると指摘しています。

いつもの品種だけでなく、暑さに強い品種を知ることも選択肢に

普段、コシヒカリなど慣れ親しんだ品種を基準にコメを選んでいる方には、売り場で見慣れない品種にも目を向けるきっかけになりそうです。気候変動への適応はジャガイモや大豆でも課題となっており、高温や病害虫への耐性を持つ品種の開発が進められています。どの品種を選ぶかという日々の買い物も、産地で今後どの作物が作られていくかに関わる要素の一つです。

References

  1. 地球温暖化に強い新品種の「コメ」を食べてみたら意外に美味しかった - オルタナ. alterna.co.jp(参照 2026-09-11)

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