田植え機を使わず稲作へ、岡山で進むドローン直播

植物・作物の育て方

田植え機を使わず稲作へ、岡山で進むドローン直播

2026.09.12 ・ リーフラ編集部

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ドローン直播で耕作放棄地16枚の稲作を再開

岡山県西粟倉村の合同会社misoraは、田植え機を所有せず、16枚の耕作放棄地を含む計17枚・約1.3haの水田で稲作に取り組んでいます。2026年4月から農地の整備を進め、産業用ドローン「DJI Matrice 30T」で取得したRTK測量データを農業用ドローン「DJI AGRAS T25P」の自動航行に活用。種もみを田んぼへ直接まく直播のほか、肥料や農薬の散布までをドローンで行っています。自社米は2026年9月中旬の収穫を予定しています。[1]

西粟倉村は村土の約95%を森林が占める中山間地域で、小さく不整形な田んぼもあります。misoraは大型機械や区画整理を前提とせず、測量から播種、散布までをドローンでつなぐ方法を実践しています。また、地域の農家約80軒の散布作業も支援しており、2026年度の請負面積は延べ250ha、その9割以上で完全自動航行を利用しています。

中山間地域で農地を維持する選択肢の一つに

大型の田植え機を導入しにくい田んぼや、機械の更新費用、作業負担に悩んでいる農家にとって、ドローンを使った直播や散布は、従来とは異なる稲作の進め方を考える材料になりそうです。misoraでは自社農地での実践に加え、パートナー企業の約0.4haの農地再生でも直播、肥料散布、除草剤散布、防除を支援しており、耕作放棄地の再利用や作業方法を検討する際の事例として参考にできます。

References

  1. 田植え機ゼロ・耕作放棄地16枚・1.3haでスマート農業 岡山・西粟倉村のmisora、ドローン直播で9月に初収穫へ. atpress.ne.jp(参照 2026-09-09)

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