夏
明治生まれの「亀治米」を次世代へ、島根の小学生が稲刈り体験
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明治生まれの品種「亀治米」を収穫、島根県安来市の小学生が稲刈りを体験
島根県安来市の荒島地区で、荒島小学校の5年生28人が、地域に伝わる米「亀治米(かめじまい)」の稲刈りを体験しました。児童たちは春から苗作りに取り組み、5月に田植えを実施。約1.6メートルまで育った稲を、鎌を使って一株ずつ収穫しました。2026年は夏の猛暑と長い日照時間によって生育が進み、収穫時期は例年より約1週間早まったということです。[1]
亀治米は、明治時代に地元の広田亀治が改良した、稲の病気「いもち病」に強い品種です。戦前には島根県で最も広く作付けされ、西日本各地にも栽培が広がりました。また、台湾の「蓬莱米(ほうらいまい)」の育種にも利用された歴史があります。しかし、戦後の農業機械の普及に伴い、草丈の高さが栽培上の課題となって生産が縮小しました。1995年には地元団体が保存・復活に向けた活動を始め、翌1996年から荒島小学校でも栽培体験が続けられています。
地域の在来品種を次世代へ、米作りを通して学ぶ農業の歴史
今回の取り組みは、昔から受け継がれてきた米の品種や、手作業による農業を知る機会にもなっています。児童たちは自分で種もみをまいて苗を育て、田植えから収穫までを経験しました。稲刈り後には田んぼに残った穂も拾い集め、収穫した稲は約2週間天日干しにします。米は各家庭に持ち帰るほか、12月には学校で地域の協力者と一緒に味わう予定です。地域固有の品種を守る活動や、子どもたちへの農業教育に関心がある方にとって、品種の歴史と栽培体験を結びつけた事例として参考になる取り組みです。
References
- 農業を通して明治の先人の偉業体感 復活「亀治米」を地元の田んぼで栽培 コメを大切にする心育む(島根)(TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース. Yahoo!ニュース(参照 2026-10-08)
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