わずか5株からメロン140個へ、松本市で始まった水耕栽培

夏

わずか5株からメロン140個へ、松本市で始まった水耕栽培

2026.10.08 ・ リーフラ編集部

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水耕栽培で育てる「松本スターリーメロン」初収穫へ

長野県松本市で、水耕栽培によるブランドメロン「松本スターリーメロン」の生産が始まりました。栽培を手がけるのは、工場などで使用する排水処理機器の販売・修理を行う会社です。農業未経験の出口太一社長が、水に関する本業の知識を生かして新事業に取り組み、2026年7月に栽培を開始しました。ビニールハウスでは、わずか5本の苗から伸びたつるを棚状に広げ、メロンの実を頭上に吊り下げる方法を採用しています。星が空に散らばるような栽培風景が、ブランド名の由来となっています。[1]

栽培設備には東京都の企業が提供するシステムを取り入れ、水の管理にも独自の工夫を加えています。栃木県の企業が開発した機器を使い、特許技術によって酸素を多く溶け込ませた水に液体肥料を加えて供給します。夏場には約1か月で1000回の交配作業を行い、9月下旬から初めての収穫が始まりました。この栽培方法では、1株から30〜40個のメロンを収穫できるとされています。収穫した実の中には糖度17度を記録したものもあり、10月中旬までに約140個を収穫する見込みです。販売価格は1玉税別2000円〜1万円で、ハウス内での収穫体験も受け付けています。

水と肥料の管理から見るメロン栽培の新たな取り組み

家庭で水耕栽培を楽しんでいる方や、養液を使った果菜類の栽培に関心がある方にとって、水の扱い方や株の仕立て方を知るきっかけになる事例です。今回の栽培では、酸素を溶け込ませた水に液体肥料を加える仕組みを採用し、広げたつるに多数の果実を実らせています。また、果実の日焼けを防ぐために新聞紙で覆い、交配日を記したタグを付けて収穫時期を管理しています。水耕栽培の設備だけでなく、受粉や果実の管理にも手間をかけていることがわかります。今後は同じ設備を使った冬季栽培にも取り組む計画で、季節をまたぐメロン栽培の展開にも関心が向けられます。

References

  1. 農業経験“ゼロ“からのチャレンジ!イメージは「星空」...ハウスの中に“浮かぶ”高級フルーツとは!?こだわりは「水」 松本市の会社が新事業を立ち上げ(SBC信越放送)|dメニューニュース. dメニューニュース(参照 2026-10-07)

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