AIでミツバチを農薬から遠ざける研究、米大学が成果

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AIでミツバチを農薬から遠ざける研究、米大学が成果

2026.10.03 ・ リーフラ編集部

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AIでミツバチが避ける化合物を選定、農薬被害を抑える研究

米カリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームが、AIを使ってミツバチが避ける化学物質を探す研究成果を発表しました。化学物質の構造や過去のミツバチの行動データを機械学習モデルに学習させ、5000万種類を超える化合物を調べた結果、強い忌避効果が期待される約130種類を選び出したといいます。さらに、そのうち上位7種類を野外のミツバチで試験したところ、すべての化合物で、付加した巣箱を避ける行動が確認されました。研究成果は2026年9月23日に科学誌「eLife」に掲載されています。[1]

この研究が示したのは、農薬そのものをなくす方法ではなく、農薬が使われている場所にミツバチを近づけにくくするという考え方です。ミツバチの減少には、農薬のほかにも寄生ダニや病原体、気候変動、生息環境の変化など複数の要因が関係しており、研究チームは今回見つかった化合物を農薬と組み合わせることで、ミツバチへの影響に配慮した農薬の開発につながる可能性があるとしています。

農薬と送粉昆虫の共存を考える新たな選択肢に

農作物を育てるうえで農薬を使う一方、ミツバチなどの送粉昆虫への影響も気になるという農業・園芸関係者にとって、今回の研究は異なる方向から対策を考える材料になりそうです。現時点では研究段階ですが、農薬の使用とミツバチの保護を両立させる方法の一つとして、今後どのように応用されるかを見る際の参考になるでしょう。

References

  1. ミツバチが嫌う「におい」をAIで特定し農薬から遠ざける 米大学の研究チームが成果発表|もぎたて海外仰天ニュース. nikkan-gendai.com(参照 2026-10-01)

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