植物由来素材と生物農薬、世界市場の最新予測 画像:AI生成

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植物由来素材と生物農薬、世界市場の最新予測

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植物由来素材や生物農薬をめぐる市場調査、9月に相次いで公表

市場・流通・企業分野では、植物由来の工業用素材や、植物の免疫反応を活用する生物農薬に関する市場調査が相次いで発表されました。用途や市場規模はそれぞれ異なりますが、園芸・農業分野とも関わりのある植物由来素材や病害虫対策の動きを知るうえで参考になりそうです。

工業用植物ワックス市場、2032年に38億7000万米ドルとの予測

マーケットリサーチセンターは、2026年から2032年までの工業用植物ワックス世界市場に関する調査資料を発表しました。市場規模は2025年の25億6700万米ドルから2032年には38億7000万米ドルに拡大し、2026年から2032年の年平均成長率は6.3%と予測されています。対象にはカンデリラワックス、カルナウバワックス、ヒマシワックスなどが含まれます。これらは植物由来原料からつくられる天然ワックスで、硬度や光沢、耐水性、表面保護といった特性を生かし、食品コーティングや化粧品、包装、インク、コーティング、工業用研磨製品などに利用されています。天然・再生可能な原料への需要拡大も、市場動向の一つとして挙げられています。[1]

植物の免疫反応を利用する生物農薬、市場拡大を予測

別の市場調査では、植物免疫活性化タンパク質の世界市場が、2025年の3億2400万米ドルから2032年には3億9900万米ドルへ拡大し、2026年から2032年の年平均成長率は3.1%になると予測されています。植物免疫活性化タンパク質は、菌類や細菌から抽出される生物農薬の一種で、植物自身の免疫反応を活性化し、病害虫への抵抗性を誘導するものとされています。病害防除で化学合成農薬以外の選択肢に関心がある方には、こうした微生物由来技術の市場動向も一つの参考になりそうです。[2]

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