イネ
野生イネの力を品種改良へ、高校生が国際農業研究を学ぶ
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高校生が学んだ、野生イネを生かす品種改良の研究
国際農研(JIRCAS)は2026年7月22日、三重県立松阪高等学校の2年生40名を対象に「未来科学人材アカデミー」第30回講座を開催しました。講義では、アジアやアフリカなどの研究機関と進める国際共同研究をはじめ、食料安全保障や持続可能な農業生産に向けて国際的な農業研究が果たす役割が紹介されました。[1]
後半では、イネの野生種を利用した品種改良について解説されました。野生のイネには厳しい環境条件に適応して育つものがあり、その有用な遺伝子を栽培種に取り入れることで、病害虫や乾燥、高温などの環境ストレスに強い新品種の開発につなげる研究が進められています。アフリカ稲とアジア稲を交雑する研究についても、図や写真を使いながら人工交配の手順や育種のプロセスが説明されました。
身近なイネから、品種改良と世界の農業を考えるきっかけに
イネの品種改良に関心がある方にとって、現在栽培されている品種だけでなく、野生種が新しい性質を生み出すための遺伝資源として利用されていることを知る機会になります。また、乾燥や高温、病害虫への対応といった育種の目的が、世界の食料問題や持続可能な農業とも結びついていることがわかります。植物の育種や農業研究を学びたい学生にとっても、研究内容や進路を考える材料の一つになりそうです。
References
- 未来科学人材アカデミー第30回:三重県立松阪高等学校の2年生が国際農業研究とイネの品種改良について学びました。 | 国際農研. jircas.go.jp(参照 2026-08-25)
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