手取川ダム貯水率17.7%、農業用水への影響懸念

2026.08.29 ・ リーフラ編集部

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手取川ダムの貯水率が8月過去最低の17.7%に

石川県白山市の手取川ダムでは少雨による水位低下が続き、8月25日午後10時時点の貯水率が17.7%となりました。8月としては過去最低で、貯水率は1日に1〜2%ほど低下しています。水位が下がったことで、普段は水面下にある斜面や、湖底に沈んでいた構造物の基礎とみられる部分も見える状態になっています。国土交通省は8月27日に関係機関による連絡会を開き、取水制限を含む今後の対応を協議する方針です。[1]

手取川ダムの水は発電などに利用され、発電後の放流水は農業用水として金沢市から小松市までの6市町、約6400ヘクタールの農地にも供給されています。発電事業者や土地改良区は8月24日以降、取水量を約3割減らして節水しています。コメは収穫時期が例年より早まっているため現時点で大きな混乱はないものの、例年9月11日以降に予定している取水量の5割削減を前倒しする可能性もあります。

秋冬野菜の定植を控える農家では水不足への懸念も

今後の取水制限が特に関係するのは、大豆やブロッコリー、ハクサイなどを生産する農家です。能美市の農園では、8月下旬から9月中旬にかけて用水を使い、キャベツやブロッコリーの苗を植える予定で、制限がさらに厳しくなれば作業に影響する可能性があります。一方、県水道用水や電力については、現時点で供給への支障はないとされています。農業に携わる方にとっては、今後の降雨状況と取水制限の変更が、作付けや水管理を考えるうえで重要になりそうです。

References

  1. 手取川ダム貯水17.7% 斜面むき出し、湖底の建物出現 農業利用制限に不安の声(北國新聞社) - Yahoo!ニュース. Yahoo!ニュース(参照 2026-08-26)

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