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植物の光合成を宇宙から観測へ、ESA「FLEX」9月打ち上げ
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植物の光合成を宇宙から観測する「FLEX」、9月に打ち上げ予定
欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星「FLEX」が、2026年9月15日の打ち上げに向けて準備を進めています。FLEXが観測するのは、植物が光合成を行う際に生じる「太陽光誘起クロロフィル蛍光(SIF)」と呼ばれる微弱な光です。従来の植生観測で利用されてきた反射光だけでなく、植物の生理活動に関わる信号を全球規模で測定します。搭載する分光計「FLORIS」は500〜780ナノメートルの波長域を観測し、地上分解能は300メートル。FLEXはSentinel-3衛星とほぼ同じ場所を短い時間差で観測し、地表面温度や土地被覆、大気の状態などのデータと組み合わせて植物の光合成効率や健康状態を評価します。[1]
農地の変化を広い範囲で捉える手掛かりに
農業に関わる方にとっては、干ばつや高温といった環境条件に作物がどう反応しているかを、広域で調べるための新しい観測データになります。SIFは光合成活動を調べる指標になり得る一方、蛍光の強さだけで植物のストレスを単純に判断できるものではありません。FLEXでは反射光や地表面温度、植生構造などの情報も組み合わせて解析します。研究ミッションのため個々の農家へ直接警報を出す仕組みではありませんが、既存の気象観測や土壌水分データ、収量統計、地上調査を補う情報として、将来の作物監視や食料安全保障に関する研究へ活用される可能性があります。
References
- ESAの植物観測衛星FLEX、9月15日打ち上げへ―光合成に伴う微弱な蛍光を全球観測 | 財経新聞. 財経新聞(参照 2026-08-25)
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