北海道
約680万年前の北海道で新種の植物化石を発見
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約680万年前の北海道からチョウノスケソウ属の新種化石
北海道博物館と上士幌町の「ひがし大雪自然館」の研究グループが、上士幌町内にある約680万年前の地層から、新種の植物化石を発見しました。2016〜2024年に、ぬかびら源泉郷付近の後期中新世の地層から直径1〜2センチの葉の化石26点が見つかり、葉脈や表面の毛に現生種とは異なる特徴が確認されました。2026年4月に国際学術誌で新種として認められ、「ヌカビラチョウノスケソウ」と命名されています。同じチョウノスケソウ属では、世界最古かつ最も南で見つかった化石とみられています。[1]
高山植物の分布と植物史を考える手がかりに
チョウノスケソウは、現在では北極圏などにも分布し、白い花を咲かせる高山植物です。これまで同属の化石は約500万年前以降のものが北極圏などで見つかっていました。今回の発見は、日本列島がユーラシア大陸から分離して形作られた頃には、すでに北海道にチョウノスケソウ属が生育していた可能性を示しています。高山植物の成り立ちや分布の変化、気候変動と植物史の関係に関心がある方にとって、過去の植物相を知る手がかりとなる研究です。
References
- 上士幌の680万年前の地層から新種の植物化石を発見...道博物館など研究グループ. 読売新聞(参照 2026-08-19)
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