高校生が外来植物を消臭剤へ、農業の厄介者を活用

2026.08.24 ・ リーフラ編集部

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特定外来生物ナガエツルノゲイトウを消臭剤に活用する研究

茨城県牛久市の東洋大付属牛久高校の研究グループ「SDGs Lab」が、特定外来生物の水草「ナガエツルノゲイトウ」を利用した消臭剤の開発に取り組んでいます。生徒たちは環境省の許可を得て新利根川で植物を採取し、葉などから作った抽出液を使って実験を重ねました。その結果、加湿した条件では、消臭剤にも使われる緑茶の抽出液と同程度にアンモニアを抑える効果を示すデータが得られたといいます。研究は後輩の生徒たちに引き継がれ、消臭剤メーカーの開発担当者から助言を受ける予定です。[1]

農業被害をもたらす外来植物を資源として生かす試み

ナガエツルノゲイトウは繁殖力が強く、農業への被害に加え、水路や排水溝、ポンプを詰まらせることで洪水被害につながることも懸念されています。無許可での栽培や保管、運搬などは禁止されている植物ですが、適切な許可のもとで活用方法を探る今回の研究は、増えすぎた外来植物への対応を考える農業関係者や地域にとって、駆除するだけではない利用方法の一例として参考になるかもしれません。

References

  1. 「地球上最悪の侵略的植物」を使った消臭剤開発へ、高校生ら研究...農業被害や災害リスク生む「厄介者」活用. 読売新聞(参照 2026-08-18)

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