全日本小品盆栽協会が第33回春雅展を大阪で開催、長寿梅や黒松などの小品盆栽と有料講習会で盆栽文化を発信
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全日本小品盆栽協会が第33回春雅展を大阪で開催、長寿梅や黒松などの小品盆栽と有料講習会で盆栽文化を発信

text: LEAFLA編集部

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記事の要約

  • 第33回春雅展小品盆栽フェアが大阪で開催
  • 盆栽展示と有料講習会が3日間実施される
  • 関西メダカ倶楽部とのコラボ企画も同時開催

全日本小品盆栽協会による第33回春雅展小品盆栽フェア開催

公益社団法人全日本小品盆栽協会は、令和7年(2025年)3月28日から30日までの3日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地内ハナミズキホールにて「第33回春雅展小品盆栽フェア」を開催することを発表した。本イベントでは各種小品盆栽の展示や盆栽の育成過程の紹介、さらに小品盆栽および関連商品の販売が行われ、盆栽愛好家にとって見逃せない内容となっている。[1]

イベント期間中は盆栽の展示鑑賞だけでなく、著名な盆栽家による有料講習会も実施される予定となっている。初日の28日には宮里こずえ氏による長寿梅の講習会、29日には平松浩二氏による黒松と宮里凜太郎氏による山モミジの講習会、最終日の30日には桝見朋広氏による真柏の講習会が開催され、各講習会の参加費は教材費を含めて1,500円に設定されている。

また今回のイベントでは、関西メダカ倶楽部とのコラボレーション企画として「メダカ展」が同時開催されることも注目ポイントの一つだ。入場は無料となっており、開催時間は初日と2日目が午前9時30分から午後4時まで、最終日は午後3時30分までとなっている。会場へのアクセスは大阪地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」が最寄り駅であり、車でのアクセスも近畿自動車道の門真ICまたは大東鶴見ICから可能となっている。

春雅展小品盆栽フェアの開催概要

項目 詳細
イベント名 第33回 春雅展 小品盆栽フェア
開催日時 2025年3月28日(金)~30日(日)
9:30~16:00(最終日は15:30まで)
会場 ハナミズキホール(水の館ホール)
住所 大阪市鶴見区緑地公園2-163 花博記念公園 鶴見緑地内
入場料 無料
主催 公益社団法人 全日本小品盆栽協会
内容 各種小品盆栽の展示、完成木への過程紹介、小品盆栽及び関連商品販売
同時開催 関西メダカ倶楽部とのコラボレーション企画「メダカ展」
アクセス 大阪地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」下車
近畿自動車道「門真IC」または「大東鶴見IC」より
駐車場 ハナミズキホール横無料駐車場完備

春雅展小品盆栽フェアの有料講習会日程

開催日 時間 講師 テーマ 参加費
3月28日(金) 14:00~ 宮里こずえ 長寿梅 1,500円
3月29日(土) 11:00~ 平松浩二 黒松 1,500円
3月29日(土) 14:00~ 宮里凜太郎 山モミジ 1,500円
3月30日(日) 11:00~ 桝見朋広 真柏 1,500円

※会場にて先着順に受付。参加費は教材費を含む。定員になり次第受付終了。

小品盆栽について

小品盆栽とは、一般的な盆栽よりも小型の鉢に仕立てられた小さな盆栽のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 鉢の大きさが概ね15cm以下で作られている
  • 取り扱いやすく室内でも楽しめるサイズ感
  • 限られた空間で樹木の自然美を表現する高い技術性

小品盆栽は「春雅展」のような展示会で多くの愛好家によって鑑賞され、育成技術を競い合う場となっている。小品盆栽フェアでは長寿梅や黒松、山モミジ、真柏など様々な種類の樹木が小さな鉢の中で自然の姿を表現しており、限られた空間の中で樹木本来の美しさを引き出す盆栽作家の技術と感性が集結したイベントとなっているのだ。

春雅展小品盆栽フェアのおすすめポイント

春雅展小品盆栽フェアの最大の魅力は、公益社団法人全日本小品盆栽協会が主催する正統派の小品盆栽イベントとして、高い水準の盆栽作品を無料で鑑賞できる点にある。特に各種小品盆栽の展示では完成された作品だけでなく盆栽が完成するまでの過程も紹介されており、盆栽初心者から上級者まで幅広い層が学べる教育的な側面も持ち合わせているため、盆栽文化への理解を深める絶好の機会となっている。

イベント自体の規模が大きくなりすぎると会場内の混雑や展示作品の鑑賞のしづらさといった問題が生じる可能性があるが、本イベントでは平日である金曜日も含めた3日間の開催となっており、時間帯を分散して来場することで比較的落ち着いた環境で鑑賞できる工夫がなされている。また宮里こずえ氏や平松浩二氏など著名な盆栽家による有料講習会も開催されるため、盆栽愛好家にとっては技術向上の絶好の機会となるだろう。

今後の発展としては、講習会の事前予約システムの導入や参加者が持ち帰った盆栽のその後の育成をフォローするためのオンラインコミュニティの構築などがあると便利だろう。また関西メダカ倶楽部とのコラボレーション企画「メダカ展」との相乗効果を活かし、小品盆栽とメダカを組み合わせた水景表現や室内インテリアとしての提案など、新たな盆栽の楽しみ方を発信する場としても期待できるイベントだ。

参考サイト

  1. ^ [展示会]第33回 春雅展 開催のお知らせ – BOSANI Labo 盆栽ラボ 公式ウエブサイト. 「[展示会]第33回 春雅展 開催のお知らせ – BOSANI Labo 盆栽ラボ 公式ウエブサイト」. https://bonsai-labo-rin.com/post_0001-2-2-2/, (参照 25-03-28).

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