
牧野植物園が第19回ラン展を開催、高知県産の洋ランと地域文化を融合した新たな展示手法を導入
text: LEAFLA編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
記事の要約
- 第19回ラン展が牧野植物園で2月8日から開催
- 高知県の洋ランを主役に2000株以上を展示
- よさこいや土佐備長炭をテーマにした展示を実施
牧野植物園でのラン展2024の開催
高知県立牧野植物園は、2024年2月8日から3月2日まで第19回ラン展「ランで彩る高知の魅力」を開催することを発表した。2000株以上のランを展示し、高知県の特産品や文化をテーマにした独創的な展示方法を採用している。[1]
展示内容には須崎市で生産されるコチョウラン属の園芸品種をよさこい踊りの踊り子に見立てた演出や、デンドロビウム・キンギアヌムを土佐備長炭の熾火になぞらえた展示など、地域性を活かした工夫が施されている。直径1メートルほどのオンシジウム属による皿鉢料理の展示も特徴的な企画となっている。
本館のカフェとレストランでは、ラン科植物にちなんだドリンクやデザートを提供する特別メニューを用意している。会期中は25分毎に無料シャトルバスが運行され、混雑時の来園者の利便性向上に配慮した運営体制となっている。
ラン展2024の開催概要
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 第19回ラン展「ランで彩る高知の魅力」 |
開催期間 | 2024年2月8日~3月2日(9:00~17:00、最終入園16:30) |
開催場所 | 高知県立牧野植物園 南園 温室 |
展示内容 | コチョウラン、デンドロビウム・キンギアヌム、オンシジウム属など2000株以上 |
付帯施設 | ランショップ(10:00~17:00)、カフェ(11:00~17:00、LO16:30) |
アクセス | 無料シャトルバス運行(土日祝日のみ、25分間隔) |
デンドロビウム・キンギアヌムについて
デンドロビウム・キンギアヌムとは、オーストラリア原産の野生ランの一種で、独特の生育特性と美しい花姿を持つランである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 小型で丈夫な生育特性を持ち、栽培が比較的容易
- 淡紫色から濃紫色まで多様な花色のバリエーション
- 園芸品種の作出に重要な原種として活用
ラン展では、土佐備長炭の熾火をイメージした展示方法で紹介されている。デンドロビウム・キンギアヌムを基に高知県内で作出された園芸品種は、地域の特色を活かした品種改良の成果として注目を集めている。
ラン展2024のおすすめポイント
ラン展2024は、高知県の文化や特産品とランを融合させた独創的な展示方法により、植物園での展示に新しい魅力を付加している。よさこいや土佐備長炭など地域に根ざした文化要素を取り入れることで、来場者は高知県の魅力を植物展示を通じて体感することができるだろう。
ランショップでは展示品種の販売も行われ、園芸愛好家にとって貴重な品種との出会いの場となっている。カフェやレストランではラン科植物にちなんだ特別メニューが提供され、バニラを使用したクリーム・ブリュレなど、味覚でもランの魅力を楽しむことができる特別な体験を提供している。
土日祝日には無料シャトルバスが運行され、アクセス面での利便性が確保されている。温室内での展示は天候に左右されることなく快適な観覧環境を提供し、ランの世界を存分に堪能できる空間となっている。
参考サイト
- ^ instagram. 「高知県立牧野植物園 | 🎊いよいよ今週末 2/8sat「#ラン展 」開幕🎊2000株以上のランが温室を彩る牧野植物園の「ラン展」が始まります✨✨ 19回目となる今回は初めて、 私たちにとって身近な「県内で栽培される洋ラン」を主役に据え、高知の魅力をギュッと凝縮したような展示を試みています💪🏻... | Instagram」. https://www.instagram.com/p/DFrzHphh2pE/?img_index=10&igsh=a3B5cTlrM2prZWdi, (参照 25-02-07).
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