
神代植物公園が大温室夜間公開開催、一夜限りの幻の花サガリバナとバブルミネーション演出で7月に特別企画
text: LEAFLA編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
記事の要約
- 神代植物公園が大温室夜間公開を7月20日・21日開催
- 一夜限りの幻の花サガリバナの開花期に合わせた特別企画
- バブルミネーションと深大寺僧侶による声明を同時実施
神代植物公園大温室夜間公開開催とサガリバナ開花期特別企画
神代植物公園は一夜限りの幻の花「サガリバナ」の開花期に合わせ、2025年7月20日日曜日と21日月曜祝日に大温室夜間公開を開催することを発表した。東京都調布市深大寺元町5丁目31-10に位置する会場では17時30分から20時30分まで開催され、参加費は1000円で中学生以下は無料となっている。熱帯地方には夜に活動する虫や動物が多く存在するため、夜に咲く花や香りが強くなる植物など珍しい熱帯植物を観覧できる貴重な機会が提供される。[1]
サガリバナは日が暮れてから開花し翌朝には花が落ちてしまうことから「幻の花」と呼ばれており、当園の大温室では例年7月下旬に最盛期を迎える特性がある。大温室前ではバブルミネーション(シャボン玉とライティングによる演出)が18時15分から20時15分まで実施され、隣接する深大寺の僧侶による声明が18時30分と19時30分から10分程度公演される。一般公開終了後に入園エリアを制限して開始されるため、17時で正門と深大寺門は閉門し、夜間公開参加者は17時30分以降に正門から入園する必要がある。
参加費は正門にて現金で支払い、キャッシュレス決済は利用できず、年間パスポート等の入場チケットや障害者手帳を持つ方も有料となっている。会場内では人気のフードや植物などを販売する素敵なショップが正門から大温室までの園路やばら園付近に多数出店し、夜カフェとして来場者に夏の夜の贅沢なひと時を提供する。開花状況やイベントの開催状況は公式ホームページまたは公式X(旧Twitter)で確認することができ、荒天の場合は中止となる可能性がある。
神代植物公園大温室夜間公開イベント詳細まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 大温室夜間公開 |
開催日 | 7月20日(日)・21日(月祝) |
開催時間 | 17:30~20:30(最終入園20:00) |
会場 | 大温室 神代植物公園、ばら園 |
住所 | 東京都調布市深大寺元町5丁目31-10 |
郵便番号 | 〒182-0017 |
参加費 | 1,000円(中学生以下無料) |
支払い方法 | 正門にて現金のみ |
中止条件 | 荒天中止 |
プログラム | 開催時間 | 会場 |
---|---|---|
サガリバナ観賞 | 公開日全時間 | 大温室 熱帯花木室 |
バブルミネーション | 18:15~20:15 | ばら園 噴水付近 |
声明公演 | 18:30~、19:30~(各10分程度) | ばら園テラス |
夜カフェ | 公開日全時間 | 正門から大温室までの園路、ばら園付近 |
バブルミネーションについて
バブルミネーションとはシャボン玉とライティングによる演出技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- シャボン玉の透明感と光の反射を活用した幻想的な空間演出
- 夜空に浮かぶ七色のシャボン玉が創り出す天の川のような視覚効果
- OUTDOOR THEATER JAPANが提供する専門的な演出技術
バブルミネーションは従来の照明演出とは異なり、シャボン玉の儚さと美しさを光で際立たせることで、観る者に特別な感動を与える新しい形の演出技術として注目されている。神代植物公園の大温室夜間公開では雨天や強風など悪天候の場合は中止となる可能性があるが、夜の神秘的な花たちとともに幻想的な世界を楽しむことができる貴重な体験として多くの来場者に期待されている。
神代植物公園大温室夜間公開のおすすめポイント
神代植物公園大温室夜間公開は一夜限りの幻の花「サガリバナ」の開花期に合わせた特別企画として、日が暮れてから開花し翌朝には花が落ちてしまう希少な植物を観賞できる年に一度の貴重な機会を提供している。熱帯地方の夜行性の虫や動物に花粉を運んでもらうために進化した夜咲きの植物や香りが強くなる植物など、昼間とは全く異なる植物の魅力を発見することができる教育的価値の高いイベントだ。
大温室前で実施されるバブルミネーションは夜空に天の川のように浮かぶ七色のシャボン玉が創り出す幻想的な世界を演出し、深大寺の僧侶による声明という千二百年以上前に最澄が日本に伝えた天台声明の荘厳な響きが静寂な暗闇に響き渡る。シャンデリアのように咲き揃うサガリバナと光と音の演出が融合した特別な体験は、都市部では決して味わうことのできない自然と文化が交差する贅沢な時間となっている。
正門から大温室までの園路やばら園付近に多数出店する夜カフェでは人気のフードや植物などが販売され、長時間の滞在でも快適に過ごすことができる環境が整っている。参加費1000円(中学生以下無料)という手頃な料金設定により家族連れでも気軽に参加でき、夜の植物園という非日常的な空間で夏の夜の特別な思い出を作ることができる、他では体験できない唯一無二のイベントとなっている。
参考サイト
- ^ Instagram. 「都立神代植物公園[公式] | 神代植物公園では、一夜限りの幻の花「サガリバナ」の開花期にあわせ、7月20日(日)、21日(月祝)に『大温室夜間公開』を開催します!... | Instagram」. https://www.instagram.com/p/DLEiWtjRkjO/?igsh=MTdwbTloejAzeGl2eA%3D%3D&img_index=1, (参照 25-06-22).
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