株式会社nomaがPALIMPSEST|パリンプセストを名古屋・大須フラワーセンターで開催、時間と記憶のレイヤーをテーマにした特別なアート空間を提供
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株式会社nomaがPALIMPSEST|パリンプセストを名古屋・大須フラワーセンターで開催、時間と記憶のレイヤーをテーマにした特別なアート空間を提供

text: LEAFLA編集部

(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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記事の要約

  • 名古屋・大須のフラワーセンター北棟2階でアートプロジェクト開催
  • 8つの住居をテナント仕様に改装前の最後の時間を活用
  • 時間と記憶のレイヤーをテーマにした作品制作・展示

PALIMPSEST|パリンプセストが名古屋・大須フラワーセンターで開催

株式会社nomaは名古屋・大須にあるフラワーセンター北棟2階において、アートプロジェクト「PALIMPSEST|パリンプセスト」を2025年6月21日から7月6日まで開催すると発表した。普段は深夜から朝にかけて花屋たちが行き交うディープな花の集積地に、日中そっと開かれる特別なアート空間として展開される。テナント仕様への改装を前に最後の時間を迎える8つの住居に、アーティストたちが部屋ごとに入り込み過去の記憶に触れながら作品を制作・展示していく取り組みだ。[1]

プロジェクトのタイトルである「PALIMPSEST|パリンプセスト」は、かつて誰かが暮らした痕跡の上に静かに重ねられる新たな表現を意味している。時間と記憶のレイヤーをテーマとした小さなアートプロジェクトとして、古い建物が持つ気配とクリエイティブの力が呼応しあう特別な体験を来場者に提供するコンセプト。

開催期間は土日のみの限定開催となっており、12:00から17:00までの時間帯で実施されるが最終日のみ12:00から20:00まで延長される。出展アーティストには齋藤勇介、ヤマモトナツキ、浅野遼平、Azumi Toyoda、江坂大樹、Kaho Kanji、Saki、Kana Kurata、SAISON STUDIOSの9組が参加し、多様な表現が展開される予定だ。

PALIMPSEST|パリンプセストの開催概要

項目 詳細
イベント名 PALIMPSEST|パリンプセスト
開催期間 2025年6月21日(土)〜7月6日(日)
開催時間 12:00~17:00(最終日は12:00~20:00)
開催日程 土日のみ開催
会場 フラワーセンター北棟 2F
住所 愛知県名古屋市中区松原1丁目9-17
主催 株式会社noma
出展アーティスト Instagramアカウント
齋藤勇介 @kemo.tyou
ヤマモトナツキ @ymmt.natsuki
浅野遼平 photo_tsukutsuku
Azumi Toyoda @_dayisdone
江坂大樹 -
Kaho Kanji @kanjikaho
Saki @___9945
Kana Kurata @930_skn
SAISON STUDIOS @saison_studios

パリンプセストについて

パリンプセストとは古代から中世にかけて使用された羊皮紙において、一度書かれた文字を削り取った上に新たな文字を書き重ねた文書のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 過去の記録の上に新しい情報が重ねられた歴史的文書
  • 時間の経過と共に複数の層が形成される記憶の重層性
  • 現代では転じて文化や芸術における時間的な蓄積を表現する概念

現代アートの文脈においてパリンプセストは、既存の場所や空間に新たな表現を重ねることで生まれる文化的な層を意味している。フラワーセンター北棟2階の住居という既存の空間に、アーティストたちが新たな作品を制作・展示することで、過去の生活の痕跡と現在のクリエイティブな表現が重なり合う独特な体験が創出される仕組みだ。

PALIMPSEST|パリンプセストのおすすめポイント

PALIMPSEST|パリンプセストは、普段は花市場として機能するフラワーセンター北棟2階の住居空間という特殊な環境でアート作品を鑑賞できる貴重な機会を提供している。テナント仕様への改装を前にした最後の時間という限定的なタイミングで開催されるため、二度と体験できない空間と時間の組み合わせが実現されている点が最大の魅力。9組のアーティストがそれぞれ異なる部屋で展開する作品は、過去の生活の痕跡と現在のクリエイティブな表現が重なり合う独特な体験を来場者に届けるだろう。

開催期間が土日のみの限定開催となっているため、平日の忙しさから離れてゆっくりとアート作品と向き合う時間を確保できる設定になっている。名古屋・大須という文化的な土壌が豊かなエリアでの開催により、アート鑑賞の前後に周辺の店舗や施設を楽しむことも可能で、一日を通して文化的な体験を満喫できる環境が整っている。株式会社nomaによる主催で、アキ・タチバナや斎藤健太郎による協力、Ng(S)やFabCafe Nagoyaによる協賛など、地域のクリエイティブコミュニティが一体となって支える体制も心強い。

時間と記憶のレイヤーをテーマにした作品展示により、来場者自身の記憶や体験と重ね合わせながら作品を鑑賞できる深い体験が期待される。古い建物が持つ気配とクリエイティブの力が呼応しあう特別な空間で、日常では味わえない感覚的な体験を得ることができるアートプロジェクト。各アーティストのInstagramアカウントを通じて作品の背景や制作過程を事前に知ることで、より深い理解を持って作品と向き合える準備も整えられる。

関連するインスタグラムアカウント

@noma_723

株式会社noma(主催)

@kemo.tyou

齋藤勇介(出展アーティスト)

@ymmt.natsuki

ヤマモトナツキ(出展アーティスト)

@_dayisdone

Azumi Toyoda(出展アーティスト)

@kanjikaho

Kaho Kanji(出展アーティスト)

@___9945

Saki(出展アーティスト)

@930_skn

Kana Kurata(出展アーティスト)

@saison_studios

SAISON STUDIOS(出展アーティスト)

@aki_tachibana_

アキ・タチバナ(協力)

@kntr_saito

斎藤健太郎(協力)

@neurogene_studio

Ng(S)(協賛)

@fabcafe_nagoya

FabCafe Nagoya(協賛)

参考サイト

  1. ^ Instagram. 「Instagram」. https://www.instagram.com/p/DJs7YGeS2wE/, (参照 25-06-21).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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