アジサイフェア2025がせんだい農業園芸センターで開催決定、開花状況により開始日を6月21日に変更し200株のアジサイが見頃
記事の要約
- アジサイフェア2025が6月21日から7月6日まで開催決定
- 開花状況により開催開始日を6月14日から21日に変更
- 200株のアジサイと七彩小径で風情あるアジサイ鑑賞が可能
アジサイフェア2025がせんだい農業園芸センターで開催決定
せんだい農業園芸センターみどりの杜はアジサイエリアで200株のアジサイが見頃を迎えることに合わせて「アジサイフェア2025」の開催を6月21日から7月6日まで実施することを発表した。当初は6月14日からの開催を予定していたが開花状況の都合により開催開始日を6月21日に変更し、より美しいアジサイを楽しめるタイミングでの実施となる予定だ。[1]
会場となるアジサイエリア（梅園）では風情あるアジサイの「七彩小径」（ななさいこみち）が設置され、来場者は色とりどりのアジサイに囲まれた特別な散策体験を楽しむことができる。開園時間は9:00から17:00までで入場無料となっており、家族連れから園芸愛好家まで幅広い層が気軽にアジサイの魅力を体感できる環境が整備されている。
みどりの杜では特に人気の高いアジサイ品種として「マリンブルー」と「三河千鳥」が栽培されており、それぞれ異なる特徴を持つアジサイの美しさを比較観賞することが可能だ。マリンブルーは鮮やかな青色の手まり咲きアジサイで、三河千鳥は静岡県浜松市で発見されたガクアジサイ系の変わった品種として多くの来場者の注目を集めている。
アジサイフェア2025開催詳細まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | アジサイフェア2025 |
| 開催日程 | 6月21日（土）〜7月6日（日） |
| 開園時間 | 9:00〜17:00 |
| 場所 | アジサイエリア（梅園） |
| 入場料 | 無料 |
| 会場 | せんだい農業園芸センター ふれあい交流広場 |
| 住所 | 宮城県仙台市若林区荒井切新田13-1 |
人気アジサイ品種詳細まとめ
| 品種名 | 特徴 | 花の形状 |
|---|---|---|
| マリンブルー | 鮮やかな青色 | 手まり咲き |
| 三河千鳥 | 静岡県浜松市で発見された変わった品種 | 両性花が手毬状に変化 |
両性花について
両性花とは、雄しべと雌しべの両方を持つ完全な花のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 雄しべと雌しべを同じ花の中に持つ完全花
- 自家受粉が可能な構造を備えている
- 装飾花とは異なり実際の繁殖機能を持つ
アジサイフェア2025で観賞できる三河千鳥は静岡県浜松市の旧家で発見されたガクアジサイ系の品種で、通常のアジサイとは異なり装飾花がなく両性花がそのまま手毬状に変化する非常に珍しい特徴を持っている。両性花が手毬状になるアジサイは非常に稀少な品種であるため、アジサイ愛好家にとって貴重な観賞機会となることが期待される。
アジサイフェア2025のおすすめポイント
アジサイフェア2025は当初予定より1週間遅らせて開催することで、アジサイの開花状況に合わせた最適なタイミングでの実施を実現している点が最大の魅力だ。200株という豊富な株数により多様な品種や色彩のアジサイを一度に楽しむことができ、特に風情ある「七彩小径」では季節感あふれる散策体験が提供される。
入場無料でありながら希少品種である「三河千鳥」や人気の「マリンブルー」など特色ある品種を観賞できる点が来場者にとって大きなメリットとなっている。アジサイエリア（梅園）という落ち着いた環境での開催により、都市部では味わえない自然に囲まれた癒しの時間を過ごすことができ、写真撮影スポットとしても最適な環境が整備されているだろう。
開園時間が9:00から17:00と長時間に設定されているため、朝の清々しい時間帯から夕方の柔らかな光の中まで、時間帯によって異なるアジサイの表情を楽しむことが可能だ。小雨決行という安心感もあり、梅雨時期特有の雰囲気とアジサイの美しさが調和した特別な鑑賞体験を提供する、家族連れから園芸愛好家まで幅広い層におすすめのイベントとなっている。
参考サイト
- ^ せんだい農業園芸センター. 「アジサイフェア2025｜せんだい農業園芸センター」. https://www.sendai-nogyo-engei-center.jp/event/entry/338/, (参照 25-06-14).
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