アンブロシアには、Kate Greenawayが1884年に発表した『Language of Flowers』で「報われた愛」という花言葉が記録されています。原文では、見出し語AmbrosiaにLove returnedという意味が添えられています[1]。この花言葉は、植物の色や季節、香りから導かれた説明ではありません。一次資料に掲載されたAmbrosiaという名称に対する象徴として読む必要があります。
花言葉
アンブロシアの花言葉は「報われた愛」です。Greenawayの一覧では、Ambrosiaの直後にLove returnedと記載されており、ほかの意味は併記されていません[2]。Love returnedは、差し出した愛に相手からの応答があった状態を表す言葉です。日本語では、入力された訳のとおり「報われた愛」と表せます。一次資料の記載は簡潔で、愛が報われるまでの経緯や、恋愛以外の関係への適用については説明していません。そのため、文献上の意味を越えて、再会や復縁、永遠の愛などの意味まで含むとは断定できません。また、Greenawayが意味を付した対象は見出し語Ambrosiaです。植物学上のAmbrosia L.に属する個々の種や品種、花色ごとに異なる花言葉が記録されているわけではありません。
一般的な解釈
「報われた愛」という日本語表現からは、一方的だった思いが受け入れられる場面や、相手から愛情が返される関係を連想できます。気持ちが届いた喜びを表す言葉として読むこともできます。ただし、相思相愛、復縁、再会といった表現は、語句から広がる二次的な解釈です。Greenawayの一次資料に記録されている花言葉そのものは、Love returnedの一つに限られます。
植物概要
アンブロシアは、学名をAmbrosia L.とするブタクサ属の名称です。英名はAmbrosia、和名はアンブロシア(ブタクサ属)とされています。習性は一年草で、原産地はアメリカ大陸です。用途、季節、色については記録がないため、基本データには掲載していません。以下の表には、名称、学名、分類、習性、原産地を掲載しています。花言葉はGreenawayの見出し語Ambrosiaに付された象徴であり、特定の種、品種、色に限定された意味ではありません。毒性と香りは、与えられた情報に記載がないため「記録なし」としています。
基本データ
| 和名 | アンブロシア(ブタクサ属) |
|---|---|
| 英名 | Ambrosia |
| 学名 | Ambrosia L. |
| 分類 | 花 |
| 習性 | 一年草 |
| 原産地 | アメリカ大陸 |
| 毒性 | 記録なし |
| 香り | 記録なし |
参考サイト
- ^Language of Flowers. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/cache/epub/31591/pg31591-images.html, (参照26-07-20).
- ^Language of Flowers. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/cache/epub/31591/pg31591-images.html, (参照26-07-20).
花言葉:報われた愛(Kate Greenaway『Language of Flowers』に基づく)