ムクゲに対応する名称「Althaea Frutex」には、19世紀の花言葉資料で「説得」という象徴が記録されています。英語の原語は「Persuasion」です。この花言葉は、学名Hibiscus syriacus L.という植物分類そのものではなく、Greenawayの資料に掲載された「Althaea Frutex (Syrian Mallow)」という見出し語に付された意味です。
花言葉
Greenawayが1884年に刊行した『Language of Flowers』では、「Althaea Frutex (Syrian Mallow)」の意味として「Persuasion」が掲載されています[1]。「Persuasion」は、日本語では「説得」と訳せます。相手に理由や考えを伝え、理解や同意を得ようとする行為を表す言葉です。資料に記録されている意味は「説得」の一語であり、花の色、香り、樹形などを根拠とする説明は添えられていません。特定の色や品種に限定された花言葉とも記されていません。ムクゲの花言葉として紹介する場合も、Greenawayの見出し語「Althaea Frutex (Syrian Mallow)」に対応する象徴として扱う必要があります。別の名称に付された意味をムクゲへ転用することはできません。
一般的な解釈
「説得」という言葉からは、自分の考えを言葉にして伝える姿勢や、相手との合意を求める場面が連想されます。贈る花の意味として受け取るなら、話し合いたい気持ちや、理解を求める意思を重ねることができます。ただし、対話、合意、理解といった表現は、「説得」という語から広がる二次的な解釈です。Greenawayの一次資料に花言葉として明記されているのは「Persuasion」のみです[2]。
植物概要
ムクゲは、学名をHibiscus syriacus L.とする植物です。和名の情報には「アルセア・フルテクス(ムクゲ)」、英名には「Althaea Frutex (Syrian Mallow)」が示されています。習性は木で、原産地は東アジアです。観賞用に利用され、季節は夏とされています。色については参照情報に記録がありません。以下の表には、ムクゲの名称、学名、習性、原産地、用途、季節を掲載しています。花言葉「説得」はGreenawayの見出し語に付された象徴であり、毒性や香りなどの植物情報から導かれた意味ではありません。
基本データ
| 和名 | アルセア・フルテクス(ムクゲ) |
|---|---|
| 英名 | Althaea Frutex (Syrian Mallow) |
| 学名 | Hibiscus syriacus L. |
| 分類 | 花 |
| 習性 | 木 |
| 原産地 | 東アジア |
| 用途 | 観賞用 |
| 季節 | 夏 |
| 毒性 | 記録なし |
| 香り | 記録なし |
参考サイト
- ^Language of Flowers. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/cache/epub/31591/pg31591-images.html, (参照26-07-20).
- ^Language of Flowers. Project Gutenberg. https://www.gutenberg.org/cache/epub/31591/pg31591-images.html, (参照26-07-20).
花言葉:説得(Greenaway『Language of Flowers』のAlthaea Frutex (Syrian Mallow)項目に基づく)