トマトで葉かび病が疑われる場合は、名称だけで判断せず、症状、発生部位、時期、虫や病斑の有無を確認します。このページでは、原因を絞り込み、予防と対処を選ぶ順序を整理します。

葉かび病とは

葉かび病は、トマトの栽培情報で確認対象となる病害対策のテーマです。似た症状が水分、肥料、温度、別の病害虫によって起こることもあるため、実物と栽培履歴を照合します。

トマトで確認する症状・被害

  • 最初に症状が出た葉、茎、根、花、果実などの部位
  • 症状の色、形、大きさ、食痕、分泌物、かび等の有無
  • 一株だけか、畝・鉢・圃場内に広がっているか
  • 症状が始まった時期と直近の天候・管理作業

発生原因と時期を考える

気温、湿度、降雨、風通し、株の混み合い、土壌水分、周辺雑草、作物残渣などを確認します。地域や作型によって発生時期は変わるため、地域の病害虫発生予察、防除暦、栽培指導も参照してください。

予防方法

  • 健全な苗・種子を選び、適切な株間と風通しを確保する
  • 水や肥料を過不足なく管理し、植物を極端に弱らせない
  • 被害部、落葉、残渣、周辺雑草を適切に管理する
  • 日頃から葉裏や新芽まで観察し、初期の変化を記録する

農薬を使わない対処

発生初期は、捕殺、洗浄、被害部除去、防虫ネット、粘着資材、被覆、換気、潅水方法の見直しなど、対象に合う方法を検討します。被害部を扱った器具は清掃し、他の株への拡散を防ぎます。

登録農薬・資材の確認方法

参照情報に関連商品が含まれていても、現在のトマト・葉かび病への登録や使用条件を保証するものではありません。商品ラベルで対象作物、対象病害虫等、使用量・希釈、使用時期、回数、方法を一項目ずつ照合してください。

参照情報に含まれる商品名:アフェットフロアブル、アミスター20フロアブル、アミスターオプティフロアブル、インプレッションクリア、オーソサイド水和剤80、カッパーシン水和剤、カナメフロアブル、カリグリーン

使用時の注意

  • 収穫物がある場合は使用時期と収穫前日数を確認する
  • 本剤と有効成分を含む農薬の総使用回数を確認する
  • 散布者、周囲の人、ペット、受粉昆虫、水系、隣接作物に配慮する
  • 判断できない場合は販売店、普及機関、メーカー等に相談する