カダンプラスDXがアブラムシ類・病害に効く、フマキラーのチアメトキサム等配合で一括防除を支える
フマキラーのカダンプラスDXはエマメクチン安息香酸塩・チアメトキサム・ジフェノコナゾールを有効成分とする原液スプレー殺虫殺菌剤である。害虫と病気を同時に狙い、植物体全体が濡れる程度に散布して運用する。作物別の使用時期・回数は適用表に従い、高温時散布は薬害回避のため避ける。
OVERVIEWフマキラー カダンプラスDX 450mLの概要
- 殺虫・殺菌を1本で兼ねる原液スプレーである
- アブラムシ類・ハダニ類・うどんこ病などに対応する
- 浸透移行性で葉裏の害虫も狙いやすい設計である
FEATUREフマキラー カダンプラスDX 450mLの特長
カダンプラスDXは、エマメクチン安息香酸塩・チアメトキサム・ジフェノコナゾールを有効成分に持つ殺虫殺菌剤である。チアメトキサムはnAChR競合モジュレーター(IRAC 4A)として吸汁害虫の防除に用いられ、エマメクチン安息香酸塩はGluCl活性化(IRAC 6)でチョウ目幼虫などに作用する。ジフェノコナゾールはDMI(FRAC 3)として病害の進展抑制に位置づく。1
適用はアブラムシ類、コナジラミ類、ハダニ類、アオムシ、ハスモンヨトウに加え、葉かび病、黒星病、うどんこ病などに及ぶ。使用対象は花・野菜・庭木まで幅広いが、適用表で作物ごとの適否を確認して運用する必要がある。
希釈不要の原液散布で調製工程を省きやすい点が実務上の強みである。浸透移行性をうたう設計で、葉裏に潜む害虫も狙いやすい一方、散布ムラは防除失敗の主要因となるため、植物体全体が濡れる程度まで均一に散布する運用が要点となる。
SPECフマキラー カダンプラスDX 450mLの製品仕様・使用方法
| 有効成分・成分 | エマメクチン安息香酸塩 0.00050%/チアメトキサム 0.0050%/ジフェノコナゾール 0.0050%(その他:界面活性剤、水等 99.9895%) |
|---|---|
| 形状 | 液剤(無色透明液体)。原液スプレーである。 |
| 適用対象 | 花き類・観葉植物(適用表の範囲)/トマト・なす・きゅうり・いちご・キャベツ等(作物別の適用表に従う)。 |
| 使用方法 | 原液を散布する。植物体全体が濡れる程度に散布し、散布後は1〜2週間の間隔をあけ、病害虫が気になる場合に散布する運用が示されている。作物別の使用回数・使用時期(例:収穫前日まで、収穫14日前まで等)は適用表に従う。 |
| 作用機序 | チアメトキサム:nAChR競合モジュレーター(IRAC 4A)。エマメクチン安息香酸塩:GluCl活性化(IRAC 6)。ジフェノコナゾール:DMI(C14-脱メチル化阻害、FRAC 3)。 |
| 安全性・天敵への影響 | 農薬登録情報上の製剤毒性は「普」である。ミツバチや天敵への影響、混用可否、周辺作物への薬害回避はラベルと適用表の指示に従う必要がある。 |
| メーカー | フマキラー |
| 容量 | 450mL |
RECOMMENDフマキラー カダンプラスDX 450mLのおすすめのポイント
殺虫と殺菌を同一ボトルで扱えるため、症状同定が曖昧な初期段階でも作業を分断しにくい点が実用的である。
原液スプレーは希釈調製のミスを減らしやすく、家庭菜園の防除オペレーションを単純化できる。ただし散布間隔・総使用回数は抵抗性管理の観点でも遵守が必要である。
アブラムシ類の発生前散布による予防効果をうたう一方、適用外の野菜・庭木も存在する。適用表を確認し、対象作物が適合する利用者に限定して導入するのが合理的である。