冬も撤収せずに使える?新潟県で耐雪型電気柵の実証試験

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冬も撤収せずに使える?新潟県で耐雪型電気柵の実証試験

2026.10.11 ・ リーフラ編集部

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雪の多い地域でも設置したままに。新潟県で耐雪型電気柵の試験が始まる

新潟県津南町で、冬の積雪に耐えられる恒久型の電気柵を使った実証試験が進められています。新潟県中山間地域農業研究センターが取り組んでいるもので、2026年9月中旬には、同センターと未来里山技術機構が協力し、約1,000平方メートルの畑を囲むように、全長約140メートルの電気柵を設置しました。津南町ではスイートコーンなどの栽培が盛んですが、熊やイノシシによる農作物への被害が課題となっています。[1]

今回の試験では、金属製の支柱を約5〜6メートル間隔で地面に固定し、地上15センチ、30センチ、50センチの高さに鉄線を配置しています。鉄線には強度と電気伝導性に優れた特殊メッキ加工のものを使用。さらに、支柱の太さや高さを変えた複数の設置方法を比較し、積雪による影響を調べます。電圧の変化も毎日記録し、雪解け後の2027年春には設備の変形や破損を確認する予定です。

春の設置と冬前の撤収作業を減らせる可能性

積雪の多い地域で農業を営む方にとって、電気柵の設置と撤収は毎年発生する作業の一つです。特に中山間地域では、野生動物による食害を防ぎながら、こうした作業負担をどう減らすかが課題となっています。今回の試験で雪の重さに耐えられる設置方法が確認されれば、冬のたびに電気柵を片付ける必要がなくなるかもしれません。ただし、現時点では耐雪性能を検証している段階です。今後は支柱の沈み込みや設備の損傷なども調べ、農業現場への普及に向けた課題を整理する予定です。

References

  1. 電気柵、冬に撤収不要に 耐雪型設置し普及上の課題整理 新潟県津南町で(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース. Yahoo!ニュース(参照 2026-10-10)

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