新潟のコメ生産者が語る米価下落への対応、乾田直播でコスト削減へ

秋

新潟のコメ生産者が語る米価下落への対応、乾田直播でコスト削減へ

2026.10.08 ・ リーフラ編集部

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新潟の新米品質は良好に推移、米価下落で生産コスト削減が課題に

新潟県長岡市で、JAえちご中越による新米の品質報告会が開催されました。3年前から毎年実施されているもので、今回はコメの卸売業者や消費者団体などから約40人が参加しました。報告によると、10月2日時点でコシヒカリの一等米比率は79.4%となり、新米の品質は比較的良好な状況です。一方、生産者に支払われる仮渡し金は、一般コシヒカリで60kg当たり1万8500円となり、前年から約4割減少しました。[1]

今回初めて設けられた生産者の報告では、価格が下がるなかで農業経営を維持するための取り組みが紹介されました。かわかみ農園の平澤大輔代表は、生産者自身で調整できる費用を減らすことが重要だと説明。水を張っていない田んぼに直接種をまく「乾田直播」などを取り入れ、作業負担と生産コストの削減を進めています。また、参加者からはコメの流通をめぐる課題や、若い世代が安定した収入を得ながら農業を職業として選べる環境を求める意見が出されました。JAえちご中越も、生産者の経営を支えるため、政府に備蓄米の追加買い戻しを要請する考えを示しています。

稲作の経営を考えるうえで、栽培方法と収益の両面が重要に

今回の報告は、稲作に携わる方や、これから農業を仕事にしたいと考えている方にとって、経営上の課題を知る機会となります。新米の品質が良好でも、販売価格に関わる仮渡し金が下がれば、生産者の収益確保は難しくなります。乾田直播のように栽培工程を見直す取り組みは、コスト削減を考える際の具体例の一つです。ただし、今回の報告では導入による削減額までは示されていません。栽培技術による経営改善だけでなく、コメの流通や農業所得を支える仕組みも、今後の稲作を考えるうえで重要な論点となっています。

References

  1. 「いかに生産コスト下げるか」“米価下落”も前向きに...生産者がコメ作りへの思い語る「若者が希望と誇り持てる農業に」新潟(新潟ニュースNST) - Yahoo!ニュース. Yahoo!ニュース(参照 2026-10-08)

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