画像:AI生成
ナガエツルノゲイトウ
秋の植物・園芸ニュース|大分で外来水草を確認、繁殖状況と対策
広告
2026年10月の植物・園芸ニュース|秋の水辺で確認された外来植物と拡散防止の動き
2026年10月、大分県では繁殖力の強い外来水草「ナガエツルノゲイトウ」に関するニュースが相次いで報じられました。豊後高田市で新たに生育が確認されたほか、県内の過去の確認事例や、駆除の難しさについても伝えられています。秋の水辺で気をつけたい植物の特徴と、発見した際の対応を紹介します。
豊後高田市でナガエツルノゲイトウを初確認、約150メートルにわたり繁殖
大分県豊後高田市にある旧高田城の外堀のため池で、南米原産の水草「ナガエツルノゲイトウ」が確認されました。地元の市議会議員が県などに情報を寄せ、調査を経て10月1日に県が確認結果を公表しました。現地では約150メートルにわたって生育が広がり、水面の広い範囲を植物が覆っている状態です。ナガエツルノゲイトウは国が特定外来生物に指定している植物で、河川や池だけでなく、水路や水田にも広がり、生態系や農作物に影響を与えることがあります。大分県内での確認は、4年前に大分市大在の江川で見つかった事例に続く2例目です。国内では30都府県で生育が確認されており、県と市は周辺の分布状況を調べながら、拡散を防ぐための対応を検討しています。[1][2]
小さな茎や根からも再生、見つけたときは触らず自治体へ連絡を
ナガエツルノゲイトウの対策を難しくしているのは、植物の一部が残るだけでも再び成長する性質です。茎や根が細かく分かれても再生できるため、流れに乗って別の場所へ運ばれると、そこでも繁殖するおそれがあります。大雨による流出も懸念されており、すでに生育している場所だけでなく、周囲への広がりを確認することが重要とされています。見分ける際の手がかりは、直径約15ミリの白い花、やや厚みのある楕円形の葉、内部が空洞になった太さ約5ミリの茎です。ただし、似た植物を見つけても、自分で引き抜いたり、持ち帰ったりしないようにしましょう。茎が折れることで、かえって拡散につながる可能性があります。発見した場合は植物に触れず、写真と場所の情報を記録して、県や市町村に相談してください。特定外来生物であるため、許可なく持ち去ったり栽培したりすることも法律で禁止されています。[1][2]
広告
タイムライン