微生物・天敵
ハノイで広がる農業副産物を生かした土づくり
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ハノイで進む、農業副産物を生かした土づくり
ベトナム・ハノイでは、稲わらや家畜の排泄物などの農業副産物を有機肥料として再利用し、化学肥料への依存を抑えながら土壌環境を整える取り組みが進められています。背景には、無機肥料や化学農薬の継続的な使用による土壌の酸性化や圧縮、保水力・養分保持能力の低下などがあります。また、収穫後の稲わらを焼却すると、大気環境への負荷やバイオマス資源の浪費にもつながります。
ハノイ市では2024年から2028年にかけて、家庭由来の有機廃棄物や農業副産物を肥料に利用し、畜産由来の環境汚染対策にも生物製剤を活用するモデルづくりを進めています。郊外では、稲わらを微生物製剤で分解して畑に戻したり、堆肥化したりする事例もあります。研修を受けた農家の中には、化学肥料の使用量を従来の約3分の1まで減らした例も報告されています。[1]
肥料選びだけでなく「土をどう育てるか」がポイントに
家庭菜園や農業で肥料や土壌改良資材を選ぶ方にとっても、今回の取り組みは参考になりそうです。有機肥料や微生物を利用した資材は、土壌中の有機物の分解や土壌構造の改善につながり、水分や養分を保持しやすい環境づくりに役立つとされています。一方、有機肥料による土壌改良は効果が蓄積するまで時間がかかるため、すぐに植物の生育だけを見るのではなく、副産物の再利用や土の状態を含めて長期的に管理する考え方が重要になります。
References
- ハノイの農業は、「植物を育てる」ことから「土壌を育てる」ことへと移行しつつある。. Vietnam.vn(参照 2026-09-11)
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