機材

農家発の作業改善道具、フィルム張りや収穫を省力化

2026.09.09 ・ リーフラ編集部

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農家の工夫から生まれた、作業を支える3つの道具

岐阜県郡上市で主にトマトを栽培する和田敏彦さんは、農作業で感じた不便を解消するため、自ら道具を考案しています。その一つが、ハウスの屋根にフィルムを張る作業を1人でも進めやすくする「フィルムハンガー」です。ハウス側面の肩部分に約7メートル間隔で取り付け、フィルムをいったん載せてから広げる仕組みで、地面から一度に持ち上げる必要がありません。約5年前には地元の鉄工所を通じて製品化され、複数のトマト農家が導入しています。[1]

このほか、約5キロの車体に収穫コンテナを載せられる台車や、ハウス上の雪を落とす「雪かきレーキ」も考案されています。台車はコンテナ内のトマトが転がりにくいようフレームの角度を工夫し、ハンドル部分には規格外品を分けるためのミニコンテナも取り付けられます。雪かきレーキはハウスの形に沿ったパイプを柄に使い、屋根の高い位置まで届く構造です。

日々の作業負担や資材の使い方を見直したい農家に

今回紹介された道具は、フィルム張りや収穫、雪下ろしといった日常の農作業で生じる不便から生まれています。実際にフィルムハンガーを使った新規就農者は、従来2人で1時間以上かかっていた30メートルのハウスでの作業に対し、同じ時間で1人で50メートルのハウスを施工できるようになったとしています。人手や作業時間を見直したい方にとって、現場の困りごとを道具の工夫で改善する一例として参考になりそうです。

References

  1. トマト農家の発明家に会いにいく かゆいところに手が届く道具 ハウスのフィルム張り用「フィルムハンガー」(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース. Yahoo!ニュース(参照 2026-09-08)

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