電気なしで光る植物、都市空間で実証へ

イルミネーション

電気なしで光る植物、都市空間で実証へ

2026.09.12 ・ リーフラ編集部

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電気を使わずに光る植物、都市空間での実証へ

大阪大学発のスタートアップ「LEP」は、発光キノコ由来の生物発光の仕組みを植物内で再構成し、植物そのものを光らせる技術の開発を進めています。植物が持つ代謝を利用するため、発光のために外部から電力や発光基質を供給する必要がありません。IVS2026では、シャーレ内で淡く光る植物細胞のプロトタイプが展示されました。現在の培養では約3週間から1か月で細胞の増殖が限界を迎えることが課題ですが、タバコなど植物体を使った実証も進められています。[1]

LEPでは光の波長を制御する研究にも取り組んでおり、発光タンパク質では約20色のバリエーションを実現しています。2025年には大阪・関西万博で発光するカルスやタバコの花などを展示しました。さらに2026年11月には、東京の「Shibuya Sakura Stage」で光る植物を使った展示・実証実験を予定しており、植物の光による空間演出の効果や、来街者が次世代の光源をどのように受け止めるかを検証する計画です。

植物を「照らす」から、植物そのものを光源にする研究へ

現段階では、一般的な照明をそのまま置き換えられるほどの明るさではありません。それでも、植物そのものが発光する技術は、商業施設やホテル、イベント会場などで植物を生かした空間づくりを考える方にとって、新しい演出方法の一つになる可能性があります。色の違う光を植物で表現する研究や都市空間での実証が進めば、植物と照明を組み合わせる方法そのものが変わっていくのかもしれません。

References

  1. 植物そのものが光源に!LEPが挑むサステナブルなイルミネーション【IVS2026】 - ライブドアニュース. ライブドアニュース(参照 2026-09-07)

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