有機農業を支える苗づくり、カオバン省で組織培養を活用

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有機農業を支える苗づくり、カオバン省で組織培養を活用

2026.09.05 ・ リーフラ編集部

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カオバン省で有機農業向けの苗づくりを強化、組織培養も活用

ベトナムのカオバン省では、地域に残る植物遺伝資源を生かしながら、有機農業の原料生産を支える苗の研究・生産が進められています。科学技術省傘下の科学技術進歩応用センターと農業開発環境コンサルティング株式会社(DACE)が連携し、ショウガ、在来シナモン、唐辛子などを対象に、種苗の生産や技術移転に取り組んでいます。[1]

ショウガでは2025年7月から組織培養による苗づくりに着手し、品質をそろえた苗をまとまった数量で供給できる体制づくりを進めています。組織培養苗は小型で扱いやすく、種苗から病原菌が持ち込まれるリスクを抑えられる点も特徴です。2026年には500平方メートルで試験栽培を行い、生育や適応性、経済効率を評価する計画です。また、2026年2月から4月には唐辛子「スーパーマンVA.99999」の苗56,400本を生産。在来シナモンについても、苗木の安定供給に向けた取り組みが続けられています。

安定した苗の確保が、有機栽培の生産基盤づくりにつながる

有機栽培に取り組む農家や、一定品質の農産物を継続して生産したい産地にとって、苗の品質と供給量を安定させることは重要な課題です。今回の取り組みでは、研究機関が苗の生産や技術面を担い、企業が原料産地の形成や生産物の買い取りなどを担当しています。カオバン省では、ショウガの有機栽培を行う数百ヘクタール規模の地域でDACEが投資と買い取りに関する契約を結んでおり、苗づくりから栽培、加工・販売につながる原料生産体制の整備が進められています。

References

  1. 有機農業向け植物品種の開発における科学技術の応用。. vietnam.vn(参照 2026-09-05)

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