画像:AI生成
微生物・天敵
微生物肥料の新技術と価格高騰、肥料をめぐる最新動向
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肥料をめぐる新技術と価格変動、9月初旬の動きを整理
肥料・土壌・資材の分野では9月初旬、微生物を活用して化学肥料への依存を減らそうとする技術開発と、天然ガスや貿易の混乱を背景とした肥料価格の変動が報じられました。栽培に欠かせない窒素肥料について、技術とコストの両面から動きが出ています。
微生物の「増殖」と「窒素固定」を切り替える新たな試み
スタートアップのスイッチ・バイオワークスは、遺伝子改変した微生物を利用し、化学肥料への依存を減らす技術を開発しています。窒素を作らせると微生物自身が増えにくくなるという課題に対し、まず微生物を増殖・定着させ、その後に窒素を作る状態へ切り替える遺伝子スイッチを採用しています。微生物による窒素供給は合成肥料をすべて置き換える段階にはありませんが、肥料の一部を代替する技術として開発が進められています。[1]
天然ガスと貿易の混乱が肥料価格を押し上げる要因に
肥料価格は2026年に入って大きく変動しています。主要な肥料原料であるアンモニアは、製造時に天然ガスをエネルギー源と化学原料の両方として使うため、天然ガス価格の上昇が肥料価格に波及しやすい構造です。イランでの紛争に伴う価格上昇や、肥料貿易の重要な経路であるホルムズ海峡の事実上の閉鎖なども供給に影響し、4月には尿素価格が1トン850ドルを超え、紛争前より80%高い水準となりました。肥料コストを考えるうえでは、原料となる化石燃料や国際物流の動きも無関係ではありません。[2]
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