肥料・活力

AIとセンサー活用が広がる屋内農業、植物工場と養殖連携も

2026.08.24 ・ リーフラ編集部

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AIとセンサーで進む屋内農業、植物工場と養殖連携も

農業の担い手が減少するなか、AIやセンサーを使って屋内で野菜や果物を育てる取り組みが広がっています。米国でイチゴの植物工場を運営するオイシイファームは、東京都羽村市に研究開発拠点を新設。トマトなどの効率的な栽培に加え、作付けや包装を自動化するロボットの開発を進める計画です。同社では、ミツバチの飼育環境をAIで管理し、イチゴの受粉率を95%に高めるなどの技術も活用しています。[1]

また、NTT東日本などは2026年6月、ニシキゴイの養殖と高麗ニンジンの水耕栽培を組み合わせたアクアポニックスの実証実験を東京都内で開始しました。AIやセンサーで光量や温度を制御し、畑では出荷まで数年かかる高麗ニンジンを数カ月で育てることを目指します。農薬を使わず、魚のふんを肥料として利用する仕組みです。一方、植物工場は国内に約440施設まで増えているものの、設備投資や電気代が採算を圧迫するケースもあり、生産性や付加価値の向上が課題となっています。

省人化だけでなく、設備費と生産性のバランスも重要に

植物工場や水耕栽培に関わる方にとっては、AIによる環境管理や自動化が、人手を補いながら安定した生産を目指す手段の一つになりそうです。養殖と栽培を組み合わせ、排出物を肥料として利用するアクアポニックスも、新たな生産方法を検討する際の参考になるでしょう。ただし、人手を減らせても設備投資や電気代が大きくなれば採算確保は難しくなります。導入を考える場合は、省力化だけでなく、生産性や付加価値をどこまで高められるかも重要な視点です。

References

  1. 屋内農業、AIで効率化 植物工場、養殖と連携も:時事ドットコム. 時事ドットコム(参照 2026-08-24)

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