一般社団法人SEEDS OF LIFE INSTITUTEが第8回種~継ぎの食~イベントを開催、持続可能な食の未来を提案
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一般社団法人SEEDS OF LIFE INSTITUTEが第8回種~継ぎの食~イベントを開催、持続可能な食の未来を提案

text: LEAFLA編集部

(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

記事の要約

  • 第8回「種 SEEDS~継ぎの食~」開催決定
  • 2025年3月30日に三軒茶屋ふれあい広場で実施
  • 種の交換会やワークショップなど多彩な企画

一般社団法人SEEDS OF LIFE INSTITUTEが第8回種 SEEDS~継ぎの食~の開催を発表

一般社団法人SEEDS OF LIFE INSTITUTEは未来の食を考えるコミュニティイベント「第8回 種 SEEDS~継ぎの食~」を2025年3月30日に東京都世田谷区の三軒茶屋ふれあい広場で開催することを発表した。このイベントは食の根源である「種」に焦点を当て、現代の食料問題や持続可能な農業の重要性を広く伝えることを目的としており、生産者と消費者を直接つなぐ貴重な機会となっている。地域から世界へ広がる食の変革を目指し多くの参加者が集うこの取り組みは今回で8回目の開催となる。[1]

イベントでは「SEED EXCHANGE 種の交換会」が14時から15時まで開催され参加者同士が持参した種を交換することで多様性を広げる取り組みが行われる。種を持っていない参加者も「笑顔」を持参すれば参加可能な登録制の無料イベントであり新しい種の未来を開く場として位置づけられている。

さらに当日は「SEEDS OF LIFEセミナー」や「おから味噌づくり」「寄せ豆腐づくり体験」などのワークショップも開催される。特にSOYPRO networkによる豆腐づくり体験では生産量が極端に少ない「日ノ丸大豆」の醤油を使った試食も予定されており希少な食材に触れる機会も提供される。

第8回 種 SEEDS~継ぎの食~の開催概要とワークショップ内容

項目 詳細
イベント名 第8回 種 SEEDS~継ぎの食~
開催日時 2025年3月30日(日)
開催場所 三軒茶屋ふれあい広場(東京都世田谷区太子堂2-17-1、三軒茶屋駅すぐ)
主催 一般社団法人ハイコラ
後援 世田谷区
協力 三軒茶屋銀座商店街振興組合、株式会社三軒茶屋企画
企画・運営 一般社団法人SEEDS OF LIFE INSTITUTE、株式会社小池、自然のまんま、中目黒 楽屋
種の交換会 14:00-15:00、参加無料(登録制)
出店者 たがやす倶楽部、なごみ農園、サンノハチ、SOYPRO NETWORK
種の交換会の申し込みはこちら

自然栽培について

自然栽培とは化学肥料や農薬に頼らず自然の力を最大限に活かして作物を育てる農法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 無肥料・無農薬による持続可能な栽培方法
  • 作物本来の生命力と多様性を尊重
  • 土壌の生態系を重視した循環型農業

自然栽培は環境への負荷を最小限に抑えながら健康的で栄養価の高い農作物を生産する手法として注目されている。「種 SEEDS~継ぎの食~」イベントに参加するなごみ農園では富士山麓の自然豊かな環境で年間200品種ほどの米や野菜、穀物を自然栽培しており、50品種ほどの自家採種も行っているほか、フルーツグロアー澤登では山梨県での不耕起雑草草生栽培による有機・農薬不使用のぶどうとキウイフルーツの栽培が行われている。

種 SEEDS~継ぎの食~のおすすめのポイント

種 SEEDS~継ぎの食~の最大の魅力は生産者と消費者が直接対話できる場を創出し食の根源である「種」を通じて現代の食料問題について学べる点にある。普段の食卓では見えにくい食の成り立ちや課題について専門家から直接学ぶことができ、さらに自然栽培による農産物の味わいや特徴を実際に体験することで食への理解が深まり日々の食生活を見直すきっかけになる。また種の交換会やワークショップなど参加型のプログラムが充実していることで理解だけでなく実践につながる構成となっている。

今後の課題としては三軒茶屋という都心での開催のため農業体験の機会が限られることや一日限りのイベントとして情報量が多すぎる可能性が挙げられるだろう。こうした課題に対しては事前の情報提供や継続的なオンラインコミュニティの形成、地方での関連イベント開催などを通じて補完していくことが考えられる。特に若年層の参加を促進するために教育機関との連携やSNSを活用した情報発信の強化も効果的であろう。

未来の食を考えるこのイベントでは、参加者が学んだことを日常生活で実践できるよう具体的なアクションプランを提案するコーナーや季節ごとの種や農産物のカレンダーの配布など、イベント後も継続的に取り組める仕組みづくりが期待される。また都市農業や家庭菜園、自然栽培に関心を持つ人々のネットワーク構築を支援するプラットフォームとしての機能を強化し、一過性のイベントではなく持続的な食の変革運動へと発展していくことが今後の展望として考えられる。

参考サイト

  1. ^ instagram. 「壁に掛けられる不思議な植物「ビカクシダ」を板に付ける ワークショップのお知らせです。 2025/3/2にてビカクシダ板付ワークショップを 開催いたします。 」. https://www.tane-tsugi.com/, (参照 25-03-27).

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