NEW LIGHT POTTERYがSpecial Exhibition「盆と栽」を開催、B品素材を生かした盆栽展示販売が奈良のショップで2025年に注目を集める
text: LEAFLA編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
記事の要約
- NEW LIGHT POTTERYで盆栽展示販売イベント開催
- B品素材を再生した器に樹木を植えた約100点の盆栽
- 11月14日から16日まで奈良市高畑町のショップで開催
NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition「盆と栽」でB品素材と盆栽が出会う展示販売
奈良県奈良市高畑町のNEW LIGHT POTTERYが、照明プロダクトに用いられてきた真鍮や大理石、ガラス、陶器、木などの素材を再構成した盆栽を展示販売するイベント「NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition『盆と栽』」を11月14日から11月16日まで開催する。会期中は11月14日が13:00~18:00、11月15日と11月16日が10:00~18:00となり、来場者は多彩な器と樹種で構成された約100点の盆栽を間近で見て購入できる機会となる。[1]
NEW LIGHT POTTERYの照明に使用される素材のうち製品基準を満たさなかったパーツをB品として扱わず、新たな価値を持つ盆栽用の「盆」として再構成した点が企画の核となっている。塩津植物研究所との協働により樹木を植える「栽」の行為が加わり、器と樹木の組み合わせによって一点ごとに異なる風景が立ち上がる展示となり、詳細はNEW LIGHT POTTERYのInstagramの詳細ページで確認できる。
会期中にはNEW LIGHT POTTERYと塩津植物研究所によるトークイベントも予定されており、11月14日には16:00~17:00の時間帯で今回のプロジェクトの背景や素材への向き合い方などについて語り合う場が用意される。トークイベントは税込1,000円で1ドリンク付きの予約制となっており、Instagramプロフィールのリンクから申し込みを行う形式になっている。
NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition「盆と栽」の開催情報まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition「盆と栽」 |
| 開催日 | 2025年11月14日~11月16日 |
| 開催時間 | 11月14日13:00~18:00、11月15日・16日10:00~18:00 |
| 会場 | NEW LIGHT POTTERY |
| 住所 | 奈良県奈良市高畑町1486 |
| トークイベント | 11月14日16:00~17:00、料金1,000円(税込)1ドリンク付き |
関連するインスタグラムアカウント
@syokubutsu_kenkyujo
Visit Profile@new_light_pottery
Visit ProfileB品について
B品とは製品としての基準を満たさない傷やムラなどを持つアイテムを指す用語であり、市場では値引き販売や廃棄の対象となる場合が多い。品質基準から外れた素材であっても機能的には問題がない場合が多く、デザインや表情の面ではかえって個性として評価される側面がある。
- 製品基準を外れた傷や色ムラを含む素材を指す区分である
- 機能面では使用上の支障が少ない場合が多い点が特徴となる
- 一点ごとの個体差が強く現れ、独自性を重視する表現と相性が良い
NEW LIGHT POTTERYでは照明用としては採用されなかった真鍮や大理石、ガラス、陶器、木などのB品素材を、塩津植物研究所との協働によって盆栽の器として再解釈している。NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition「盆と栽」ではそのB品素材が「盆」となり、選ばれた樹種が植えられることで新たな「盆栽」として再生した姿が提示され、素材の個体差を積極的に生かした展示構成になっている。
NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition「盆と栽」のおすすめのポイント
NEW LIGHT POTTERY Special Exhibition「盆と栽」では、照明プロダクトのために用意された真鍮や大理石、ガラス、陶器、木など多様な素材を盆栽の器として再構成しており、素材の表情と樹木の組み合わせによる立体的な景色を楽しめる点が大きな魅力となっている。約100点というボリュームで用意された盆栽が並ぶ光景は、工業製品の部材と植物が交差する場として貴重な機会であり、インテリアと植物の両方に関心を持つ来場者に向いた内容だ。
会場がNEW LIGHT POTTERYのショップであるため、展示空間そのものが同ブランドの照明やプロダクトと盆栽の器が共存する実例となり、実生活のイメージを持ちながら作品を選べる点もおすすめできる。会期中はその場で購入して持ち帰ることが可能な構成になっており、気に入った組み合わせを自宅や店舗の空間づくりにすぐ取り入れたい来場者にとって実用性の高いイベントだ。
11月14日にはNEW LIGHT POTTERYと塩津植物研究所によるトークイベントが開催され、素材の選定理由や盆栽へのアプローチなど、展示だけでは見えにくい背景を直接聞ける機会が提供される点も見逃せない。トークイベントは予約制で1ドリンク付きの有料企画となっており、作品に興味を持った来場者が制作者の視点を深く知ることで、盆栽の選び方や今後の楽しみ方に新たな視点を得られる内容になっている。
参考サイト
- ^ Instagram. 「Instagram」. https://www.instagram.com/new_light_pottery/p/DQREwW8E5c3/, (参照 25-11-11).
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